「臆病な人」に共通する5つの特徴 (1/5ページ)
「失敗するのが怖い」 「わけもなく不安だ」 「嫌われないかな?」
こんなことを口ずさみ続けている貴女。
実をいうとですね、私にも、そんなことを言いたくなるときがあります。しかしながら、この「臆病者」という性格は向き合い方によってはプラスにもなるんですよ。
今回のテーマは「臆病者」です。
特徴とチェック方法、克服のコツについてご紹介します。
■臆病な人に共通する5つの特徴
まず臆病な人の特徴を考えましょう。どういった共通点が見られるのでしょう?
◇(1)思っていることを口に出せない
相手の気持ちを優先してしまうのですね。
例えば上司に対して、言いたいことがあるのに「まだまだ下っ端だから」とか、友達に対して「機嫌を損ねたらどうしよう」と考えてしまうわけです。
優しすぎて、本音をさらけ出すことを我慢してしまうわけです。
◇(2)人目を気にしすぎる
他人の目が恐いのです。
この「他人の目」は「周囲の評価」と言い換えることもできます。
あれこれ他人に判断されて良い気はしませんよね。それを気にしすぎるあまり、他人との関わりを持たないようになるのです。神経質ともいえるでしょう。
◇(3)感受性が豊か
まわりの考えていることを「感じすぎてしまう」のですね。
ある種の才能でもあります。
こうした人は、まわりの状況や、他人の感情に敏感です。それを我がことのように感じてしまうのです。他人が怒鳴られているだけでも、自分が怒られたように精神的ダメージを受けてしまう──いわば共感性。
そして刺激から身を守るように、臆病になってしまうのです。
◇(4)失敗を恐れている
これは「失敗」=「ダメなこと・怖いこと」と捉えているパターンです。