萩原健一、薬物逮捕後の「老婆と傘」で奮起…2019年逝去スター「あの一言」感涙プレイバック (5/6ページ)

日刊大衆

 元プロ野球選手で、野球解説者としても人気だった近藤昭仁さんは3月27日、敗血症性ショックのため、死去した。巨人の作戦コーチに抜擢された83年の11月13日号で、近藤さんは、「キャッチボールの基本から、やり直し。とにかく“雑な巨人野球”を一掃したい」と当時“ぬるま湯”体質に陥っていた巨人軍に喝を入れる、愛ある発言を、本誌にしてくれた。

 関西弁で、日本の経済を分かりやすく説明してくれていた経済評論家の竹村健一さんは、82年2月1日号で、本誌に登場。経済の話をしつつ、人生論も熱く語ってくれた。「いや、僕もいろいろしくじってきてます(笑)。事業が全部儲かるんやったら、日本中は金持ちばっかり。世界中金持ちばっかりになる。恋愛と同じでね、失恋したり冷たくされたりするから、おもしろい。“好き”というたら向こうにすぐ“好き”いうてこられたら、ちっともおもしろくない」

 事業と恋愛も同じ。うまくいかないことを楽しむことが人生だと教えてくれた。

■『ルパン三世』の作者、モンキー・パンチは何事も諦めない大切さを

ルパン三世』の作者でもある漫画家のモンキー・パンチさんは、4月11日に肺炎で死去。享年81。モンキー・パンチさんは、昨年2018年の6月4日号での『人間力』に登場してもらったばかりだった。「僕の場合、夢は1本だけ。それを外したら何も残らないと分かっていました。ひたすら、大衆にウケる漫画をどうしたら描けるかってことだけを考えていましたね。結局、続けるか続けないかだと思うんですよ。どんなに頭悪くても10年間続けていたら、モノになりますよ」

 何事も諦めない大切さを、訥々と語ってくれていた。

『子連れ狼』の生みの親で知られる漫画原作者の小池一夫さんも、かつて『人間力』(12年1月30日号)に登場。「主人公には必ず弱点を作る。『子連れ狼』の大五郎、3歳の子どもが足元にくっついていたら、斬り合いで弱点になる。世界中が“危ない、危ない”って。

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