新型コロナウイルス「罹りやすいのはこんな人」! (1/3ページ)

日刊大衆

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 高齢者を除いて重症化しない。そんな新型コロナウイルスの常識が覆えされた。

「山梨大医学部付属病院が20代の男性をPCR検査で陽性と診断しましたが、その男性は自宅療養中に室内で倒れているところを発見され、現在、重症で意識障害もあるということです。病院側は“髄膜炎の恐れがある”としています」(全国紙社会部記者)

 髄膜炎は後遺症が残る可能性もあり、最悪の場合は死に至る。新型コロナウイルス感染者が髄膜炎を発症するケースは、中国でも報告されており、まさに、若年層、中高年であっても油断はできないのだ。

 感染症学が専門である、山野美容芸術短期大学客員教授の中原英臣氏は、こう言う。「インフルエンザウイルスが髄膜に侵入し、炎症を起こす『インフルエンザ脳症』はよく知られています。コロナウイルスでも、そういうことが起きたということ。ただし、レアケースなので、まだ慌てる必要はないと思います」

 とはいえ、相手は“未知のウイルス”だけに不安は拭いきれない。では、新型コロナウイルスで「死なない」ためにはどうすべきか。

「WHO(世界保健機関)によると、発生源である中国での致死率はわずか3.8%ですが、重症化した場合、2人に1人が死亡しています」(前出の社会部記者)

 つまり、感染しても重症化するかどうかが生死の分かれ目となる。まず、データ的にみると、最も危険なのが高齢者だ。『朝日新聞』が調べた中国での死亡者54人のうち、65歳以上が42人。全体のほぼ8割を占めている。

 しかし、65歳未満だからといって安心はできない。「50代でも糖尿病や心疾患の持病がある人は注意すべき」と、呼吸器の専門医は警鐘を鳴らす。

「糖尿病や心疾患もさることながら、より問題なのは、持病だという自覚が持ちにくい高血圧。中高年になると、ほとんどの人が基準値を超えていますが、降圧剤などを処方されていないと、ご自分が高血圧だと自覚しにくいんです」(前同)しかし、中国の武漢で亡くなった170人の半数近くが高血圧を患っていたというデータもあるのだ。

 また、意外なところでは歯周病が挙げられる。

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