異星人は地球人?かつて地球の古代生命体が彗星に乗って地球から脱出していたという説(米研究) (1/3ページ)

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異星人は地球人?かつて地球の古代生命体が彗星に乗って地球から脱出していたという説(米研究)
異星人は地球人?かつて地球の古代生命体が彗星に乗って地球から脱出していたという説(米研究)

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 ハーバード大学(アメリカ)の研究者が興味深い仮説を提唱している。かつて地球を脱出し、別の太陽系へ飛び立った生命が存在したかもしれないというのだ。

 あり得ない説のように思えるが、これまで人類はまさかの発見を幾度もしてきた。もしそうならロマンが広がるSFみがある話じゃないか。
・新たに生命が宿る星の誕生

 こんな場面を想像してみて欲しい。

 はるか昔――数百万年、あるいは数十億年前の、まだ太陽系の密度が今よりも高かった時代――巨大な彗星が地球の大気ギリギリをかすめて飛んで行った。

 それは猛スピードだったが、地表から離れたかなり高い位置を通過したために、燃え上がって火の玉になることはなかった。が、大気の摩擦でわずかに減速するくらいには低いところを飛んでいた。

 あろうことか、その軌道には微生物が漂っていた。ところが運がいいことに、その微生物はやたらと頑丈で、彗星と激しく衝突してもなお生き延びたのだ。そして彗星の表面の孔の奥深くに閉じ込められ、そのまま宇宙へ連れ去られた。

 微生物は彗星に閉じ込めらたおかげで、危険な宇宙線からも守られた。

 やがて彗星は太陽系から脱出し、気の遠くなる年月をかけて、ついには別の太陽系にまでたどり着いた。彗星は、その未知の太陽を公転する惑星と衝突。内部の微生物はこれすらも生き残った。
 
 かくして、新たに生命が宿る星が誕生したのである――。

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・星間パンスペルミア説

 これをパンスペルミア説ならぬ、「星間パンスペルミア説」と呼ぼう。これが実際に起きたのかまったく分からないし、疑わしい点も多々ある。
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