京都府舞鶴市、「舞鶴引揚記念館」建設の契機となった昭和の2つの事業を市所蔵の写真で振り返る企画展「写真展 記憶のふりかえりをふりかえる」開催中! (5/11ページ)

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 その後、引き揚げやシベリア抑留の史実の継承や平和の尊さの発信拠点となる施設建設の機運が一気に高まり、市は、シベリア抑留・引揚体験者や市民からの多くの支援を受け、引揚記念公園に「舞鶴引揚記念館」を建設し、昭和63(1988)年4月に開館しました。


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 「平和の発信基地」としての役目を担った「舞鶴引揚記念館」は平成6(1994)年に増築、平成9(1997)年には「絵画美術品収蔵庫」を新築し、全国から集まった引き揚げとシベリア抑留に関する資料の保管・展示に努めてきました。
 市は、収蔵する資料が世界的に重要な資料として認められることによって、引き揚げの記憶を確実に後世に伝えるために、570点の紙資料をユネスコの「世界記憶遺産」に申請。平成27(2015)年10月に登録されました。


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 同年秋、記念館の全面改修と展示リニューアルを行い、平成30(2018)年の春には収蔵絵画を展示する「企画絵画展示室」を増築すると共に、若い世代にシベリア抑留者の厳しい生活環境を理解し、共感を高めてもらうために「抑留生活体験室」を新設しました。
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