京都府舞鶴市、「舞鶴引揚記念館」建設の契機となった昭和の2つの事業を市所蔵の写真で振り返る企画展「写真展 記憶のふりかえりをふりかえる」開催中! (9/11ページ)
・舞鶴引揚記念館の公式HP上で、スタッフが本企画展の展示内容と
時代背景を解説する「web企画展」(全4回)を掲出しています。
一般の方からの問い合わせ先
舞鶴引揚記念館 電話:0773-68-0836
公式HP:https://m-hikiage-museum.jp
※参考1:「ユネスコ世界記憶遺産」とは
「世界記憶遺産」は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が実施する事業の一つで、文書や書物、楽譜、絵画、映画などの【記録資料】を対象とし、世界の重要な記録物の保存とアクセスを推進することを目的に、平成4(1992)年から登録が開始されました。審査は2年に1度行われ、これまでに「アンネ・フランクの日記」(オランダ)や「ベートーベンの手書きの楽譜」(ドイツ)など、日本を含む世界で427件(2017年10月現在)が登録されています。
舞鶴市が所蔵する570点のシベリア抑留と引き揚げ関係資料「舞鶴への生還 1945-1956 シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」は、京都・東寺に伝えられた日本中世の古文書「東寺百合文書」(京都府立京都学・歴彩館所蔵)と共に、平成27(2015)年10月10日に登録されました。
「世界記憶遺産」の名称は、平成28(2016)年6月、文部科学省と外務省が英語名の「Memory of the World」を直訳する『世界の記憶』に改称すると発表しました。
舞鶴市では、シベリア抑留と引き揚げ関係資料570点の登録申請(平成26年3月)および決定(平成27年10月)時点では「世界記憶遺産」を使用していた経緯があり、また市民などに浸透していることから、現在も「世界記憶遺産」の名称を使用しています。