月が長いってどういうこと?旧暦9月「長月」の由来と、他にもたくさんの呼び名を一挙紹介! (4/5ページ)

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又の名を菊開月(きくさきづき)とも言います。

青女月(せいじょづき)

青女とは、中国・前漢王朝の哲学書『淮南子(えなんじ)』に登場する霜(しも)や雪の女神。

旧暦9月は現代だと10月上旬~11月上旬ですから、確かに地域によっては霜が降り始めますね。

寝覚月(ねざめづき)

夜が長いため寝覚めがちなことからこう呼ばれますが、夏のように寝苦しくなく、また冬のように寒くないため、涼しさに気持ちよい寝覚めをこの月に当てたのでしょう。

晩秋(ばんしゅう、くれのあき)

旧暦では1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋、10~12月を冬とするため、秋の最終月を「秋の晩」と呼びました。

又の名を暮秋(ぼしゅう、くれのあき)や季秋(きしゅう。季は「末っ子」の意味)とも言います。

歌情こみ上げる秋の夜長(イメージ)

月の綺麗な夜に、こんな言葉を織り交ぜながら優雅に一首詠んでみたいものですね。

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