我が天下は揺るがんのう……豊臣秀吉が家臣に語った”天下取りの三要素”とは【どうする家康】 (1/4ページ)

Japaaan

我が天下は揺るがんのう……豊臣秀吉が家臣に語った”天下取りの三要素”とは【どうする家康】

百姓の倅から裸一貫、何やかんやで天下人にまで駆け上がった豊臣秀吉。

人間、出世すると何やかんやと後付けされるものですが、時には自ら語り出すことも少なくありません。

豊臣秀吉(画像:Wikipedia)

今回は晩年の秀吉が、家臣たちに語った天下取りの三要素について紹介。果たして、何を備えれば天下が獲れるのでしょうか。

一要素ずつ欠けた者たち

「畏れながら、太閤殿下」

ある時のこと、御伽衆の者たちが秀吉に尋ねました。

「何じゃ?」

「いま時点で、天下を獲れる器量を備えた大名はございましょうか」

天下を獲るということは、すなわち秀吉に仇なす謀叛に他なりません。

まったくとんでもない事を尋ねたものですが、これは主従の茶番劇です。

尋ねる方も答える方も「そんな奴はおらん」「さすが殿下のお眼鏡に適う者はおりませんな」という結論ありきで、こんなことを尋ねています。

何せ御伽衆ですから、秀吉の退屈しのぎにちょっとひねりを加えたのでした。

して、秀吉の答えと言えば、

「オホン。天下を獲るのは至難の業。何より大気と勇気、そして智慧をすべて兼ね備えねば叶わぬことよ」

とまぁこんな調子で宣(のたも)うまでがお約束。

勇気と智慧は分かりますが、大気というのはスケールの大きさ、野望と言ったところでしょうか。

「我が天下は揺るがんのう……豊臣秀吉が家臣に語った”天下取りの三要素”とは【どうする家康】」のページです。デイリーニュースオンラインは、龍造寺政家小早川隆景どうする家康戦国大名上杉景勝カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る