Yun*chi インタビュー『アニ*ゆん』で繋いだみんなの表現 (5/7ページ)
ライブで1回だけ歌ったんですが、「だって〜」の追っかけのとことか、みんな歌ってくれたから、顔文字みたいに「\( ‘ω’)/ヤッター」ってなりました(笑)
『たまこラブストーリー』主題歌の「こいのうた」は、周りにめちゃくちゃ好きな人が多いので、プレッシャーを感じてPandaBoYさんと一緒に「頑張んなきゃねー」って言いながらつくりました。この間、カバーした「こいのうた」と「桜キッス」がフロアでかかってる動画をVineで見させてもらって、結構盛り上がってたので、ホッとしてます。
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「映画のキャストを選ぶかのように」みんなでつくりあげた作品
──前回のインタビューでも「みんなでつくる」という部分に重きを置いているとおっしゃってましたね。
Yun*chi:ええ。今作はアニメ音楽メディア『リスアニ!』編集長の西原さんと、秋葉原MOGRA店長のD-YAMAさんとも相談しながら曲目をつくっていったんですけど、Yun*chiという名前でアニソンカバーを出させてもらうからには、Yun*chiが何に影響されて育ってきたのか? Yun*chiってどんな人なのか? というのを、みんなにわかってもらえるような構成にしたいと。意識はそこに持っていきました。
候補曲も200曲以上は出したんですが、その中から、このクリエイターとやるならどんな曲がいいかなっていうバージョンと、この曲をリミックスしてもらうなら誰がいいかなと、いろんな方向から考えました。例えばtofubeatsさんからも曲の候補を挙げてもらったりして、結果は「おジャ魔女どれみ」になったけど「ママレード・ボーイ」も合うんじゃないか? とか。
Pa's’Lam Systemだったら、女の子もののアニメがいいんじゃないか。Avec Avecだったら、優くて心地いい感じがいいんじゃないかな? と話してちょっと甘酸っぱい「君に届け」になったり。映画のキャストを選ぶかのようにやらせてもらいました。