イタリアのホラー映画には異様な雰囲気があります。
鑑賞者に「これでも喰らえ!」と独特の世界観を投げつけてくるかのような内容のものが多く、ストーリーは奇妙奇天烈で、映像はグロいと定評があり、とにかく強烈です。
例えば、イタリアンホラーの代名詞とも言えるルチオ・フルチ監督の『ビヨンド』は、しつこいまでに顔面崩壊が強調されたスプラッターの怪作。その破綻したストーリーも含めて、ホラーファンに愛されています。
イタリアンホラーが素晴らしいのは「凄いものを見てしまった...これは他の人にも見せて、新たなる犠牲者/ファンを作らなくては!」と思わせる威力があるところ。そうして人から人へと伝わり、「イタリアンホラー」という確固たるジャンルを築いているのです。
そこで今回は、io9がまとめた「最も奇妙なイタリア産ホラー映画の名作9選」をご紹介します。
かなりアクが強いので、ありきたりなホラーでは満足できないという方は要チェックです。一部ネタバレがありますので、ご注意ください。
■『Absurd』(『喰人鬼の島』の続編)
1981年公開の『Absurd』は、いくつかのタイトルで知られていますが、中でも一番ピンとくるかもしれないのが人を食って食って食いまくりの『喰人鬼の島2(Anthropophagous 2)』ではないでしょうか。