Cさん(40代男性・運送業)が暮らす大阪府のマンションに、中国人一家が引っ越してきた。当初はトラブルに発展しかかった両者だが、管理組合の仲介もあり、今では良いご近所さんだという。
最近は中国人をはじめとする外国人移住者も珍しくない。従来の住民との間に、文化の違いゆえの軋轢もたびたび報じられる。だがこの事例を見ると、解決の道もちゃんとあることを考えさせられる。
家族とともに郊外のマンションに住んでいる、40代男です。
数年前、空き部屋になっていた上の階に、若い中国人一家が引っ越してきました。20代後半の夫婦と、まだ幼い子どもという家族構成です。
画像はイメージです(DennisM2さん撮影、Flickrより)
彼らが引っ越してきてしばらくして、うちの妻と子どもから、「上の階の人なんだけど......」と相談を受けました。
「毎朝、早くから起きているみたいで、こっちまで目が覚めちゃうの。なんとかならない?」私は仕事柄、いつも朝5時前に出勤しています。ですので気づかなかったのですが、なんでも彼ら一家も、毎朝6時ごろに起きてきては、ドタバタ物音を立てるというのです。
日本語がわからないのでクレームも無力確かに言われてみると、上の階からの物音は、以前の住人さんに比べるとかなり耳につきます。特に小さいお子さんがいることもあって、泣き声や走り回る足音などが激しいです。これが朝早くから毎日、となれば、妻たちが文句を言うのも無理もありません。
とはいえ、いきなり本人たちに文句を言ってもトラブルになると思いましたので、マンションの管理会社に連絡を取りました。幸い、担当者の方が親身に対応してくれ、その日のうちに我が家の要望を先方に伝えてくれました。
ところが、状況はその後も改善されず。管理会社に改めて聞いてみると、「どうも、日本語があまりよくわからないようでして......こちらの説明のニュアンスが、ちゃんと通じていなかったようです」。