所属議員の“不祥事”が相次ぎ、株価も低迷。陰りの見える安倍政権がすがる“若きプリンス”が政局の中心に座る!?
安倍晋三首相率いる自民党への逆風が止まらない。主眼の景気対策では円高に株安が止まらず、さらには、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が5兆円の損失を出していることが判明。国民の年金への不安も高まっている。「しかもタイミング悪く、甘利明前経済再生相が金銭を受け取った問題で東京地検特捜部が関係先の捜索に入りました。事件が再び注目を浴びる可能性が高いですね」(全国紙政治部記者)
それでなくても、松島みどり元法相の“怠慢ぶり”が問題になったばかり。松島元法相は衆院外務委員会の席上、手で口を隠すこともなく大アクビ。よほど国会審議がつまらなかったのか、そのあと、ピンクの携帯電話を取り出していじり始め、ついには、背もたれに寄りかかりながら本を読みだす始末。そうかと思えば、「マスコミを懲らしめろ」など失言続きだった大西英男衆院議員が、「おい、巫女さんのくせに何だ!」と、職業差別とも取れる発言で批判を浴びた。
「安倍総理がこの問題を特に重視したのは、大西議員が衆院北海道5区補欠選挙の党公認候補の必勝祈願で、北海道神宮に行った際の出来事だったからです」(前同) 同神宮の巫女から「自民党はあんまり好きじゃないんです」と言われ、大西議員がその2日後、自民党細田派の総会でつい口を滑らせてしまったわけだが、「これは失言の中でも、かなり深刻」(党関係者)だという。
24日に投開票される北海道5区補選。地元紙が実施した最新の世論調査では、野党統一候補が自民党候補を逆転していることが分かっている。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が続ける。「北海道5区は、(安倍首相の出身派閥である清和研の会長だった)町村信孝氏(故人)が守ってきた選挙区。また、北海道はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題に直結している地域でもあります。この選挙区を自民党が落とすことになると、今後の政権運営や夏の衆参W選挙構想(7月10日投開票が最有力)に影響が出ます。
小泉進次郎「W選で勢力拡大?」自民党の救世主に
2016.04.25 07:30
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