順風満帆と思われた一強政権にもいくつもの綻びがあった。驕りや過信から、それらを見落とすと、やがて、すべてが崩壊していく!?
2月27日、一般会計の総額が97兆4547億円となる過去最大の予算案が、戦後2番目の早さで衆院を通過した。「民進党は“天下りと引き換えのバラマキがないか、検証しないと同意できない”と粘りましたが、結局、数の力で押し切られる結果に。まさに、“一強”と呼ばれる安倍晋三首相の面目躍如です」(首相番記者)
順風満帆そのもの、史上最長の在任期間も狙える――と思われた安倍首相だが、ここへきて、その足元を揺るがしかねない“爆弾”の存在が明らかになった。「大阪市の学校法人・森友学園に、国有地が不自然な形で払い下げられていたことが発覚したんです」(全国紙政治部記者)
森友学園が運営する「瑞穂の國記念小學院」開校のために払い下げを受けた大阪府豊中市の土地8770平方メートルの価格を、国の機関である近畿財務局が非公開にしていたことが、その発端だ。
「公表が原則のものですから、地元の豊中市議が非開示決定の取り消しを求め、国はようやく開示。その価格を見て、国が公表を渋っていた理由が分かりました。“投げ売り”とも言うべき安さだったんです」(在阪テレビ局記者)
不動産鑑定士の評価額は9億5600万円だが、地中のゴミ撤去費(8億1900万円)を差し引き、約1億3400万円で売却していたのだ。「ゴミ撤去費が8億円以上というのも驚きですが、さらに、国は汚染土除去費用として1億3176万円を支払ったとの指摘もある。それが事実なら、学園側は、約10億円の土地を実質200万円で買ったことになります」(前同)
なんとも由々しき話だが、これがなぜ安倍首相に関係してくるのか? 「なんと、この疑惑まみれの土地にできる小学校の名誉校長に、首相の妻である昭恵夫人が就いていたこと、そして、小学校開設の寄付金集めが“安倍晋三記念小学校”の名で行われていたことが判明しているんです」(前出の政治部記者)
一国の首相の名前が冠についている以上、その小学校開設――すなわち、不透明な土地取引のために、首相が便宜を図ったと思われても不思議ではない。
安倍“最強”内閣を揺るがす「5つの爆弾」
2017.03.14 16:30
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