学生やサラリーマンらに親しまれた東京・神田神保町2丁目の「天丼いもや」「とんかついもや」が、2018年3月いっぱいで閉店することが分かった。
神田神保町の飲食店界隈ではシンボル的存在だっただけに、ツイッター上では、惜しむ声が次々に寄せられている。
天ぷらとご飯を口に入れると、やや甘い酢を含んだような独特の風味が広がる。
Jタウンネットの記者は、30年以上前の予備校時代によく「天丼いもや」に通った経験がある。2018年2月27日の昼過ぎに食べたこの店の「天丼」は、その時代と変わらない風味だった。エビ、イカ、キスなどの天ぷらやシジミ汁といった内容もまったく同じだ。値段は650円とやや上がったが、この美味しさで安いことに変わりはなかった。
汁付き天丼650円
この日に応対した店員さんも、その時代にお世話になった人だった。歳月が流れて白髪が交じり、やや背が丸くなった気もするが、おひつで蒸したご飯をリズミカルに分ける手つきもあのころと同じだ。お馴染みの白木作りのカウンターに座ると、若き日の思いが蘇ってくるようだった。
その「天丼いもや」が突然、3月31日で閉店することになり、ツイッター上では、2月26日ごろから貼り紙の写真などが投稿されて話題になっている。