実は心眼の使い手だった!?新選組の独眼竜「平山五郎」の生涯【完】

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実は心眼の使い手だった!?新選組の独眼竜「平山五郎」の生涯【完】

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実は心眼の使い手だった!?新選組の独眼竜「平山五郎」の生涯【六】

時は幕末・文久三1863年、会津藩お預かりとして京都の治安維持に活躍していた新選組(しんせんぐみ)

しかし、その内部では芹沢鴨(せりざわ かも)率いる水戸派と、近藤勇(こんどう いさみ)率いる試衛館派に分裂しており、権力闘争に明け暮れていました。

そんな中、芹沢のブレーンであった新見錦(にいみ にしき)が試衛館派によって粛清され、水戸派はジワジワと追い詰められていきます。

水戸派の幹部として活躍してきた隻眼の剣術家・平山五郎(ひらやま ごろう)は、相棒の平間重助(ひらま じゅうすけ)と共に芹沢を守り抜くため、試衛館派の罠と知りながら土方歳三(ひじかた としぞう)の主催する宴席に出向くのでした。

酒と美女とおべんちゃら……罠に落ちた五郎、あえなく泥酔

9月16日は朝から鬱陶しく雨が降っていたので、宴会は申七つ(午後4時ごろ)に開かれました。会場は島原の角屋(すみや)で、芸妓を総揚(そうあげ。全員集合=貸し切り)にしての大宴会だったそうです。

「さぁさぁ芹沢先生……お待ちしておりました。

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