数学の才能は生まれつきか?環境か?遺伝子がどれくらい関係するのか調べてみた(ドイツ研究)
2020.10.26 09:00
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カラパイア
数学の才能と遺伝子の関係性を調査 /iStock
世の中には数学大好きという人もいれば、恐怖症になるほど数字を見るのも嫌という人もいる。更には数学恐怖症になる。
そうした数学への態度は、それが得意かどうかにも左右されていることだろう。もちろん数学の力は訓練によって鍛え上げることができる。一所懸命クラスで頑張ればそれはきっと伸びる。
だが新しい研究によれば、持って生まれた才能の部分も無視できないようだ。
・数学脳を発達させる遺伝子
『PLOS BIOLOGY』(10月22日付)に掲載された研究では、独マックス・プランク人間認知・脳科学研究所をはじめとする研究グループが、「ROBO1」という遺伝子と数学の力との関連性を調べている。
この遺伝子は、脳のなかで数的表現を担っている「右頭頂葉」という部分の「灰白質」の発達に関係している。
研究ではまず最初に、まだ学校で数学の教育を受けていない3~6歳の子供たちを対象に、その右頭頂葉の灰白質の体積を計測。その後、彼らが2年生(7~9歳)になってから数学のテストを受けてもらった。
その結果、ROBO1の種類と灰白質の体積には関連があり、体積が大きいほどにテストの成績も高くなることが判明。この遺伝子によって数学の才能が形作られていると結論づけられた。
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