歌のある音楽を聴くと脳卒中後の言語機能の回復に役立つ

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歌のある音楽を聴くと脳卒中後の言語機能の回復に役立つ

 脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳に障害が起きる病気だ。発症すると脳が司っていた身体機能や言語機能が失われることがあり、幸いに生還できたとしても後遺症が残ることがある。

 後遺症で言葉が出にくくなった場合、ある方法が注目されている。

 毎日歌のある音楽(声楽)を聴くと良いというのだ。『eNeuro』(6月17日付)に掲載された研究によると、声楽は脳卒中に見舞われた患者の言語機能回復に役立つそうだ。

・歌のある音楽で言語ネットワークが回復
 脳卒中には脳血管の異常によって、脳梗塞脳出血くも膜下出血などいくつかの種類がある。

 フィンランドのヘルシンキ大学とトゥルク大学病院のグループは、急性脳卒中の患者に歌入のボーカル音楽、歌なしのインスト音楽、あるいはオーディオブックのいずれかを聴いてもらい、それが脳の活動と言語ネットワーク構造に与える影響を3ヶ月間観察した。

 その結果、ボーカル音楽を聴くと「左前頭葉」にある言語ネットワークの構造的結合が回復しやすくなることが判明したとのこと。
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