失われた髪は取り戻せるのか?薄毛・無毛治療研究の最前線
2022.01.28 08:00
|
カラパイア
[画像を見る]
最近では薄毛や無毛をハゲと呼ばずAGA(Androgenetic Alopecia)と呼ぶようだが、現時点で、一度髪の毛が失われてしまえば、それを取り戻すのは難しい。
最近の研究では、毛髪が欠乏した部分の毛穴からは幹細胞が流出していることが明らかになっている。
だが、遺伝子工学の進歩によって一縷の光明が差し込みつつあるようだ。2012年、東京理科大学のグループが無毛のマウスに幹細胞を移植して、人間の毛髪の発毛に成功した。それから10年が経過し、さらに技術が進化しているようだ。『MIT Technology Review』が伝えている。
・遺伝子工学で育毛
いくつかの新興企業は、最新の遺伝子工学技術を用いて、毛が生えなくなった皮膚に、毛を蘇らせようとしている。
dNovo社は、マウスの体に人間の髪幹細胞を移植して、マウスの体で人間の髪の毛を培養するという実験を繰り返している。
エルネスト・ルハンCEOによれば、同社は通常の細胞を遺伝的に「再プログラム」することで、新しい毛包を作り出しているのだという。
髪の毛は「毛包」で作られる。若い頃は健康だった毛包も、男性ホルモン(テストステロン)・加齢・がん・遺伝的な不運・新型コロナウイルスなどのせいで、中の幹細胞が失われていく。これがハゲの原因だ。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
医師はいるのに「受診できない」――医療アクセスの盲点とは
TREND NEWS CASTER
2
飲食店を支える「業務用中華点心」 人手不足時代の新たな市場価値を読み解く
TREND NEWS CASTER
3
地域産品は「物語」で価格競争を抜け出せるか、500件超の商談から見えた地方ECの課題
TREND NEWS CASTER
4
スマホ時代に見直される「眼鏡の選び方」、度数だけでは解消できない目の負担とは
TREND NEWS CASTER
5
人的資本開示、進んだはずが現場は「手作業」 上場企業の7割が直面する意外な壁
TREND NEWS CASTER
6
資材高と職人不足で揺れる住宅市場、地場工務店は生き残れるか
TREND NEWS CASTER
7
年間56万トンのアパレル廃棄と女性の副業ニーズをつなぐ、「Re:che」が挑む循環型ビジネスの持続性
TREND NEWS CASTER
8
猛暑でもファン付き作業服が使えない…「防爆エリア」の知られざる熱中症リスク
TREND NEWS CASTER
9
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
10
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER