現生人類はアフリカの2つの異なる集団が数万年かけて交配した後に誕生した可能性
2023.05.23 22:00
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カラパイア
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現生人類であるホモ・サピエンスの起源については、アフリカ単一起源説と多地域進化説が長年対立していたが、現在は、アフリカ単一起源説が主流となった。
このアフリカ単一起源説は、約15万年前にアフリカで誕生した現生人類の先祖が、その後世界中に広がっていったというものである。
だが『Nature』(2023年5月17日付)で掲載された最新の研究は、このアフリカ単一起源説と相反する発見を伝えている。
現代人のゲノムを過去へたどったこの研究によると、かつてアフリカには少なくとも2つの人類グループが存在しており、数万年かけて交配を繰り返した後、現生人類(ホモ・サピエンス)となった可能性が高いのだという。
・現在主流となっている人類の起源「アフリカ単一起源説」
現生人類、すなわちホモ・サピエンスがアフリカで誕生したことは、多くの専門家が同意するところだ。
だが、それがいつ、どこで、どのように誕生したのかについては、いくつもの不確定要素があり、はっきりしたことはわかっていない。
有力とされているのは、約15万年前、アフリカにある単一の集団がおり、ここからさまざまな集団へと枝分かれしていったというものだ。これは「アフリカ単一起源説」と呼ばれている。
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・現生人類は単一の集団ではない可能性
ところが今回の研究は、この説に異を唱えている。
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