ビール瓶に発情しすぎて、あやうく絶滅の危機となったニセフトタマムシの本当にあった話
2023.06.10 20:58
|
カラパイア
[画像を見る]
オーストラリアに棲息するタマムシ科の甲虫の一種、ニセフトタマムシのオスにはちょっとした黒歴史がある。
彼らは茶色の光沢があってボツボツとしたくぼみのあるメスを魅力的に感じるのだそうだが、当時オーストラリアで飲まれていた「スタビー」というビールの瓶が、まさにその条件を満たすものだった。
そのビール瓶を人間がポイ捨てすると、ニセフトタマムシのオスたちは、「超セクシーなメスがいるぜ!」と勘違いして交尾を試みようとするようになったのだ。
この意図せぬ「ビールボトル効果」により彼らは絶滅の危機に追い込まれる。ここではそんなニセフトタマムシの歴史に迫ってみよう。
・若い生物学者がビール瓶から離れようとしない甲虫を発見
それは1981年の9月始めのことだった。西オーストラリア州では春の季節だ。
ふたりの若い生物学者、ダリル・グウィンとデヴィッド・レンツは、野外調査旅行に出て、高速道路近くの土の道を歩き回って、昆虫を探していた。
すると、捨てられたビールの空き瓶が地面に転がっているのに気がついた。当時、通りがかりのオーストラリア人が、車の窓からビール瓶を投げ捨てることはよくあることだった。
それは、オーストラリアでスタビーと呼ばれる、370ミリリットル入りのずんぐりした茶色のビールの小瓶だった。
ふたりが近づいてよく見てみると、瓶の下のほうになにやら、ぶら下がっているものが見えた。それは甲虫で、懸命に瓶にくっついている。
振り払おうとしても、落ちない。死んでも離さないというような固い意志がうかがえた。
ピックアップ PR
ランキング
総合
カルチャー
1
名産果実のおいしさ、涼しく爽やかに ふるさとチョイスで人気の【シャーベット】5選
Jタウンネット
2
あの装飾は「炎」ではない?縄文時代の国宝・火焔型土器、5000年前の人々が刻んだ謎とデザインの秘密
Japaaan
3
しっかり抹茶の味わい、さらに果実の香りも楽しめる「無糖フレーバー抹茶」ストロベリー、マンゴー新発売
Japaaan
4
あの「ブタメン」がなんと麺4倍に!ボリューム満点な『ブタメン超BIG』が新発売
Japaaan
5
話題のカカオ0%「チョコか?」はチョコの代わりになるか? かじったり溶かしたりして食べてみた
Jタウンネット
6
朝ドラ「風、薫る」赤痢の村で刃物を向けられても…りんのモデル・大関和が命を救った防疫の実話
Japaaan
7
【FLOの日】8月は「夏のフルーツタルト」や「あんずのタルト」が登場!人気のプリンや焼き菓子もお得に。
東京バーゲンマニア
8
【豊臣兄弟!】秀吉は本当に「女狂い」だったのか? 天下人を彩った11人の側室たちを時系列で一挙紹介
Japaaan
9
夜のお寺で見知らぬ男に話しかけられた私。手を強く引かれて声も出せず...(東京都・40代女性)
Jタウンネット
10
「よく考えた上で決断してください」 16歳の私が産婦人科で医師に言われた言葉
Jタウンネット