【森川葵インタビュー】20代最後にやりたい“諦めがつかない”こととは? エッセイ集に詰め込んだ思い

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【森川葵インタビュー】20代最後にやりたい“諦めがつかない”こととは? エッセイ集に詰め込んだ思い

取材・文:瑞姫 撮影:稲垣佑季 編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部

大人になると、上手に生きるためのコツに“期待しない”が挙げられるほど、“まあ、仕方ないよね”とあっさりと諦めざるを得ないことが増えていく。そして、いつしかそれは当たり前になっていく。だって、その方が楽だから。

けれど、森川葵さんの初エッセイ集『じんせいに諦めがつかない』を読んでみると、案外私たちは諦めたふりをしながら、人生におけるほとんどの物事に諦めがついていないことに気づく。

芸能人として数多くのドラマや映画に出演し、成功しているであろう“森川葵”という完璧なようにみえる人物に、諦めがつかないなんてことはあるのか? と少し斜に構えながら読み始めた本だったが、エッセイの中で見せる彼女の素顔は、平凡な日常を生きる私たちと同じようなことで悩んだり、大なり小なり諦めのつかなさを持ちながら生きる、一人のアラサー女性と変わらなかったのだ。

今回は初のエッセイ発売日に29歳の誕生日を迎えた森川さんに、連載・執筆を経て変わった自身の心境の変化と、同じように“じんせいに諦めがつかない”人への、生き方のヒントを聞いた。

■2年半以上の連載を経て変わったこと

文章を書くのが昔から好きだったという森川さん。昔からブログはよく更新していたそうだが、「ブログは私のことを好きな人だけが見るという形だったので、自分の言葉が広まることはないなと思っていた」という。

だからこそ、今回のエッセイの元となる小説現代の連載が決まった時は「自分の言葉が自分のことを知らない人の目にも届くことがあるのかな、とうれしい気持ちと、変に伝わらないといいなという不安な気持ちが入り混じっていた」と、当時の素直な心境を明かしてくれた。

「私は話すのが苦手なんですけど、自分の気持ちを文章にすると伝えられる。書くことは、ちゃんと自分の気持ちを伝える手段ですし、書くことによって、自分のことについて自分で気づくこともできました。

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