「妻子が殺された現実から逃げずにきちんと向き合わねば」と言っていた新之助は、「世の中が悪い、田沼意次(渡辺謙)が悪い」という考えに囚われデマに煽動され、蔦重の「もうすぐ田沼様が米を配ってくれる」という声に耳を貸さずに、己が「義」と感じる「米屋の打ち壊し」へと猛進する一方。
新之助を心配する蔦重は「田沼の手先に話せることはないな」と吐き捨てられた挙句に、興奮した長屋の長七(甲斐翔真)らにボコボコにされてしまいます。
血を流しつつ立ち上がった蔦重に浮かんだ言葉は「くっそ〜、馬鹿どもめ」でも「新之助のやつめ」でもなく、「我が心のままに生きる」という平賀源内(安田顕)の言葉。
暴徒となり「打ち壊し」をすることが「義」とする新之助に対し、蔦重ならではの「義」が始まりました。
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「べらぼう」が描く問題はまるで今の日本。