「べらぼう」胸に息づく平賀源内のあの言葉!怒りで暴徒と化す ”新之助の義” に粋に訴えた ”蔦重の義”【後編】 (6/6ページ)

Japaaan

その本当の「義」を引き出した、体を張った「蔦重の義」を通したのも立派でした。

お互いに立場は違えども、やはり若い頃に源内先生に学んだことは残っていたのだと感じる場面でした。

クセの強い癇癪小僧の松平が今後どう影響するのか

それにつけても、「田沼憎し」に凝り固まり、「民衆の食糧事情」よりも己の私憤を晴らすことにやっきになっている松平定信(井上祐貴)。「私ももう小僧ではないのでな」には「こりゃ、小僧が言うセリフだな」とちょっと笑えました。

そんな癇癪小僧の「お前にはわかるまい」という嫌味なセリフに「かたじけのうございまする」と深々と頭を下げる田沼意次(渡辺謙)。

蔦重もそうですが、腹の立つ相手でも「誰かを救うため」には深々を頭を下げることができる……いつの時代も、こういう人が世を動かすのではないかと感じました。

蔦重と新之助はお互いに理解し、互いの「義」が通じ合ったかと思いましたが、次回の予告を見ると、またしても不穏な動き。嫌な予感がします。

急転直下に内容が動く森下脚本に引き込まれながらも、たまには平和で何も起こらない回を挟み込んで欲しいなとつい思ってしまいます。

たとえば、「おていさんの1日」とか、瀬川がいい夫と結婚して幸せになり耕書堂の『江戸生艶気樺焼』を読みつつ「これはまた、べらぼうな本を作ったねえ」と笑っているところとか、『江戸生艶気樺焼』の主人公艶次郎を主人公にした劇中劇の続きとか。

「特に何も起こらない」ほのぼのした脚本の回を作ってくれないかななどと思いつつ、激動の次回も見逃せません。

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