かつて「タバコ」は神聖な植物であり“万能薬”だった…人類史に刻まれた知られざる役割

| Japaaan
かつて「タバコ」は神聖な植物であり“万能薬”だった…人類史に刻まれた知られざる役割

この間寺めぐりをしていて、本堂の前にある大きな香炉「常香炉」から出る煙を浴びました。「この習慣はなぜだろう?」と、疑問に思ったことはありませんか?

前回の記事では、宗教を超えて広がる“煙”による祈りと浄化の思想を紹介しました。

お寺の香炉で煙を浴び身を清める風習はなぜ?宗教を超えて広がる“煙”による祈りと浄化の思想

続いて本記事では、「煙」をタバコの歴史の観点からひも解いてみましょう。

喫煙がリラックスや健康に良いとされてきた歴史は1500年以上に及び、喫煙が体に害だという風潮になったのは、ここ30年程度に過ぎません。

それどころか、発祥の中南米では「薬」として扱われ、儀式や治療でタバコが使われており、煙によって体内の悪い気を追い出すといった考え方がされていました。

前回の記事で紹介した、ゾロアスター教の流れをくむ仏教での「煙を体の悪いところに浴びる」という風習と同じですね。

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