『豊臣兄弟!』第9回「竹中半兵衛という男」で、織田信長(演:小栗旬)によって美濃国主の座を追われた斎藤龍興(演:濱田龍臣)。
その後、第11回「本圀寺の変」では、三好三人衆とともに将軍足利義昭(演:尾上右近)を襲撃。本圀寺に火を放つことに躊躇する三人衆に対し、「手ぬるいのう。なぜ火を放たぬ。(中略)東大寺を燃やしたお主らが……」と挑発する姿が印象的でした。
そして第17回「小谷落城」では、浅井長政(演:中島歩)の援軍として近江に陣を進めるも、味方の裏切りに衝撃を受け、一乗谷へ退こうとする朝倉義景(演:鶴見辰吾)に意見する場面で、久々に登場します。
龍興は、一般的にはこの直後、朝倉軍の退却戦で“しんがり”を務め、討死したとされています。ところがドラマでは、その決定的な最期の場面は描かれませんでした。
となると、『豊臣兄弟!』は、斎藤龍興の“生存説”を採用しているのではないか、そんな想像もふくらみます。
今回は、この「斎藤龍興生存説」について考えてみましょう。