『時は今じゃ』
明智光秀の言葉としてあまりにも有名なこのセリフ。
まさかの織田信長(小栗旬)の甥・織田信澄(緒形敦)が光秀に言い、謀叛を焚き付けるとは。
「信長を討つことだけが私の生きがい……偽りの顔でひれ伏してきた。あなたと私は同じ。」と信澄。
ただまっすぐに信長を討ち取るだけを目的に、20年以上己を隠し「上様には感謝しかない」と忠義者を演じた、その時間の長さと信澄の執念に驚く光秀でした。
「豊臣兄弟!」第27回『本能寺の変』。
原因に関してはさまざまな説があり、多彩なストーリーで表現されてきた本能寺の変。
けれども、ドラマでは、その“さまざま”が集合体として信長を討ち取るために登場し、『兄弟』をベースに描くという新しいレジェンドになりそうな「本能寺の変」となりました。
光秀はなぜ信長を討ったのか?
信長はなぜ討ち取られなければならなかったのか?
有名なセリフや出来事を新しい解釈で紡ぎ、『兄弟』(兄妹も)を軸に展開した第27回を振り返り、考察してみました。
本心を隠し信長に忠義の顔を見せているのは同じ。光秀と信澄。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)
比叡山の殺戮を公方様に責められたときから明智光秀(要潤)の心は、とうに壊れていたのでしょう。