安部政権がヒタ走る「戦争ができる国」の危なすぎる目的 (2/5ページ)

日刊大衆

 オバマ大統領をはじめ、世界に向かって"国際公約"をした手前、なんとしても安保法案を成立させたいんです」(民放政治部記者)

まるで、国会を蔑ろにするような約束を口にしたわけだが、
「それもこれも、鳩山民主党政権時代に壊れたアメリカとの関係を修復したいからに他なりません。"国際公約"も、その焦りからでしょう」(同記者)

日本にとって、アメリカとの関係強化は、同時に、東アジアの覇権を狙う中国という仮想敵を抑え込むためのものでもある。
「今年5月、中国が2年ぶりに『国防白書』を発表しましたが、国防白書では、海軍を重視し、東シナ海・南シナ海における中国の海洋進出を念頭に、近隣諸国との『海上軍事闘争および闘争準備を最優先』に備えた政策を進めていくと明記されています」
こう語るのは、軍事ジャーナリストの神浦元彰氏だ。
「中国側が、南沙(スプラトリー)諸島で軍事力を使ってフィリピンの漁業活動を阻止し、人工島を埋め立て・造成していることから米国との摩擦が強まっています。日本にとっても、南シナ海といえば、東アジアと中東を結ぶシーレーン(海上交通路)でもありますし、フィリピン、オーストラリアにとっても、重要なエリアです」(神浦氏)

その南シナ海を巡り、ここ最近、関係各国の連携強化が進んでいる。
5月、日本、米国、オーストラリアの3か国による防衛相会談が開かれ、中国による南シナ海での岩礁の埋め立てに「深刻な懸念」を表明、中国を牽制した。
また、6月には、米太平洋軍のハリー・ハリス司令官が都内で日本メディアと会見、日本の自衛隊が南シナ海で哨戒活動をすることを歓迎するとし、日本の防衛面の役割拡大に期待を表している。
「7月7日から21日には、オーストラリアが米国と続けてきたアジア太平洋地域で最大規模の軍事演習〈タリスマン・セイバー〉が実施されますが、今回は、陸上自衛隊が初めて参加し、上陸や空挺作戦など3万人規模の実戦的訓練を行う予定です」(通信社記者)

中国との緊張関係が高まっているが、日米の理想は実際の戦争ではなく、旧ソ連との間で繰り広げられたような「軍拡競争」にあるとの見方もある。
「南シナ海では日米豪で中国を囲い込む。

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