胸中がざわつく、人を不安に陥れる10の最恐理論 (5/6ページ)
要するに、私たちがこれまで行ったすべての、そしてこれから行うすべてのことの背後にある動機は、死による不存在の恐怖以外の何ものでもないということだ。・8. 量子自殺/量子不死
[画像を見る]
頭に銃を向けた男が座っている。この銃は普通の銃ではない。量子粒子のスピンを計測する装置に接続されている。この装置は引き金を引くたびに、量子粒子のスピンを計測する。もしスピンが時計回りであれば発砲し、反時計回りであれば発砲せずクリック音が鳴る。
男は深呼吸し、ためらいながら引き金を引いた。カチッと鳴った。彼は再び引き金を引く。またもやカチッと鳴る。何度も何度も繰り返し、何度も何度も同じ結果になった。銃は弾を撃たない。壊れているわけではないし、弾も入っている。それでも何度引き金を引こうが、銃は火を吹かない。男は永遠にこれを続け、不死になった。
実験の始めをもう一度見てみよう。男は初めて引き金を引いた。今、スピンは時計回りと計測されている。弾が撃たれた。男は死んだ。だが、待ってほしい。私たちが知っているこの男の未来は、何度引き金を引いても、銃が発砲されなかったというものだ。死ぬはずがない。
男は気づいていないが、生きており、同時に死んでいる。引き金が引かれるたびに、宇宙は二つに分かれる。引き金が引かれるたびに、繰り返し宇宙は分裂し続ける。これが量子自殺という思考実験だ。・9. 超越仮説
[画像を見る]
文明の技術は巨大化ではなく、小型化へと向かう。複雑性と知性の指数的成長はミクロ化の技術的特異点に達し、やがてはブラックホールを作り出し、この宇宙から消え去る。これがフェルミのパラドックスの答えかもしれない。