あなたは知ってる?10月開始の「マイナンバー制度」が資産管理に与える影響

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あなたは知ってる?10月開始の「マイナンバー制度」が資産管理に与える影響

マイナンバー制度、あなたはどれくらい知っているだろうか? 『マイナンバー 社会保障・税番号制度』は今年10月に導入され、来年1月から運用が開始される。

内閣官房のウェブサイトによれば、「住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるもの」だ。

このマイナンバー制度に関して、一般のひとがどういう認識を持っているのか、株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)が、資産運用のポータルサイト『Harmoney.jp』の会員を対象にアンケート調査を行った。

source:『マイナンバー制度に関するアンケート調査』 – 株式会社マネースクウェア・ジャパン


■ 導入時期は知ってる?

M2Jがアンケート調査を行った期間は、2015年8月12日から19日。調査方法はインターネットリサーチで、調査地域は全国が対象。有効回答数は460サンプルだったという。この調査結果のインフォグラフィックは、こちらのサイトで公開されている(http://www.harmoney.jp/column/news/344)。

さて、その調査サマリーは以下のようになっている。まず、マイナンバー制度を知っているひとは、95.4%。ただし、導入時期を知っていたひとは6割程度だったという。

source:『マイナンバー制度に関するアンケート調査』 – 株式会社マネースクウェア・ジャパン

次に、マイナンバー制度に期待することの1位は“利便性”。特に「行政手続の手間などが省けて便利そうだ」と回答したひとが多かった。

source:『マイナンバー制度に関するアンケート調査』 – 株式会社マネースクウェア・ジャパン

そのいっぽうで、制度への不安を尋ねたところ、もっとも多かったのが「情報がどのように管理されるのか不安だ」、次いで「マイナンバーが漏れることで数多くの個人情報が公になってしまいそうだ」というものだった。

source:『マイナンバー制度に関するアンケート調査』 – 株式会社マネースクウェア・ジャパン


■ 資産運用は変わるか?

また、マイナンバー制度がはじまると、それにともなって『マイナポータル』という情報開示制度がはじまる。「行政機関がマイナンバー(個人番号)の付いた自分の情報をいつ、どことやりとりしたのか確認できるほか、行政機関が保有する自分に関する情報や行政機関から自分に対しての必要なお知らせ情報等を自宅のパソコン等から確認できるもの」(内閣官房ウェブサイトより)だ。

しかし回答者の9割が『マイナポータル』を「知らない」と回答。さらに、来年1月から証券会社に新規の口座開設をする際には、マイナンバーの提出が必要となることについても「知っている」と回答したひとは2割にとどまったという。

そして、税金や社会保障などの情報が一元化管理されることで、自分の資産状況が国にすべて把握される可能性について「知っている」と回答した人は64.8%となり、そのことが資産運用やお金の管理方法に影響を与えるか伺ったところ、57.4%が「影響を与える」と回答したという。

そして、代表的な意見としては、下記のようなものがあったという。

・資産を増やすことも大切だが、国民の義務である納税についてもしっかり行いたい(40代・男性)

・今まで以上に個人が自身の情報をきちんと管理し、意識を高める必要があると思う(30代・男性)

・コストカットや増収分をきちんと減税などで還元してほしい(20代・男性)

・国は早い段階から学校教育で投資やお金の仕組みを教えるべき(30代・女性)

・資産状況が丸見えになるなら、タンス預金が増えると思う(40代・女性)

・マイナンバー流出や手間を考えると銀行や証券会社を分散しない方がいいかもしれない(30代・男性)

このマイナンバー制度、まず行政手続の簡便化というメリットは大きいだろう。筆者のようなフリーランスの人間は毎年確定申告を行っているが、これまで、「どっちも国がやってることなのに、なんでオレが証明書を添付しなきゃいけないんだ?」と思うものも多かった。それらが不要になれば、かなり楽になる。

それは行政側にとっても楽になるはずなので、コスト削減ができるだろう。あわせて、税金の徴収漏れなども減らせるはずだ。いっぽうで、たしかに資産の情報を一元管理されてしまうので、漏洩やなりすましがあった場合にはダメージが大きい。

今回のアンケート調査は、資産運用のポータルサイトで行ったため、アンケート回答者はマイナンバー制度への意識が一般的なひとよりも高いはずだ。

運用されるようになるまで、なかなか実感はわかないかもしれないが、どんなことが起こるのか、多少は予測しておいたほうが便利かもしれない。

【参考・画像】

※ 開始間近の「マイナンバー制度」の認知度は95%超 資産をまとめて管理できるのは便利?それとも不安? 「マイナンバー制度」が資産管理に与える影響を調査!- 株式会社マネースクウェア・ジャパン

※ 【インフォグラフィック】マイナンバー制度への期待と不安を調査しました! – 株式会社マネースクウェア・ジャパン

※ 内閣官房 マイナンバー 社会保障・税番号制度 

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