100人の性犯罪者から逃げ切れ…漫画『絶望の犯島』完結記念!櫻井稔文先生インタビュー (2/5ページ)

デイリーニュースオンライン

「改造ギャルvs100人の性犯罪者」ができるまで

──どういう経緯でこのブッ飛んだ設定ができあがったのでしょうか?

櫻井「僕はサバイバルモノをずっと描きたいと思ってたんです。これまで実話誌やエロギャグばかり書いてきたので、生きるか死ぬかの、緊迫感ある漫画は描いたことがなかったんです。それと無人島が大好きなのもありまして。無人島に住むとしたら何を持って行こうかな、とか、どうやってサバイバルしようかな、とか、つい考えてしまうんです。だから、無人島でのサバイバルを描きたいという気持ちが、まずあったんですね」

──なるほど、サバイバルに関しては分かりました。しかし、何故そこからギャルに人体改造とか、性犯罪者とかの発想に……。

櫻井「サバイバルとは別に、前から考えていたストーリーがあったんですよ。ヤクザの子分が親分の妻と浮気して命を狙われる……という話です。徹底した復讐劇を描きたいと思ったんですけど、簡単に殺したら復讐にならないじゃないですか。本当に苦しめるにはどうすればいいか……。それを考えていった末に、女体改造して襲わせる、という結論が出たんですね。それをサバイバルモノと組み合わせたわけです。主人公を女にした上で無人島に解き放つ。それを誰に襲わせるか……。会長の舎弟とかじゃ全然面白くない、そこら辺の男を連れて来ても仕方ない。もっと性に飢えたヤツを……そう考えた結果、性犯罪者という答えに至ったのです。だから、ポンとこの設定が出来上がったわけではなくて、いろんなものの組み合わせでこれが出来たんです」

バラエティ豊かな性犯罪者たち

──性犯罪者たちはどうやって生み出されたのでしょうか? コーゾーを襲うだけでなく、コーゾーを助ける者がいたり、コーゾーを犯すことに興味がない者もいたりと、バラエティ豊かな性犯罪者たちが出てきますよね。

櫻井「一つにはストーリー上の要請もあります。あの環境はコーゾーにとって敵ばかりですからね。味方がいないとすぐに死んでしまう。でも何の利益にもならないのにコーゾーを助けたりしないですよね。親父(注:コーゾーの父親は性犯罪者)くらいしかコーゾーを助けようとする動機のあるキャラがいない。そこでどうやって味方を作ろうかと考えて、一物が最初からなければコーゾーを犯せないので味方になりうるのではないか、と考えたわけです。じゃあ、どうしてそいつは一物を失ったのだろう、きっと酷いやつだったんだろうな……といったエピソードを考えていくと、例えばジョージができあがるわけです」

狩屋譲治。強姦されている女性にしか興奮できない変態。元戦場カメラマンで虎に一物を噛み千切られた。ゲリラ戦術の心得があり、コーゾーの力強い味方となるが…… (C)櫻井稔文/双葉社

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