H・P・ラヴクラフトの影響が強いヘヴィメタル・アルバム8選+α (6/11ページ)

Kotaku

巨大な神秘の力が眠りについた
おぞましい深淵の底に潜伏している
海水が染み渡った堕落、起き上がる
汚らわしい舌の名前、彼のそれが私の中で衰退する
誘惑している、もう一度なにかが起こったであろうか
お前は死の家に横たわりそれを待つ

デスメタルな雰囲気の歌詞ではありますが、文学的な単語や言い回しはラヴクラフト作品を読んでいないと思いつかないものも多々あるのです。


2. ハイ・オン・ファイア/『ブレスド・ブラック・ウィングス』


剣と魔法と9.11エイリアン陰謀説の他にも、ラヴクラフトからも影響を受けているという、マット・パイクがフロント・マンのバンド。

2012年のアルバム『デ・ウェルミス・ミステリイス(妖蛆の秘密)』は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の書籍であり、クトゥルフ神話の第四の魔導書でもあります。しかしながら、1542年にケルンで出版されたラテン語の魔導書として実在し、現在世界の図書館や博物館などで15冊の存在が判明しているとのことです。

このアルバムの『ザ・フェイス・オブ・オブリヴィオン』と『コメス・ダウン・ヘシアン』は、ラヴクラフトの『狂気の山脈にて』と『妖犬(または魔犬)』をネタ元にしています。

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