野球賭博問題で再び明るみに、プロスポーツ界と裏社会の「つながり」 (1/4ページ)

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野球賭博問題で再び明るみに、プロスポーツ界と裏社会の「つながり」

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50歳まで現役を続けた『球界のレジェンド』山本昌投手の引退登板という大ニュースに、大きなヒビが入ってしまった。

巨人所属選手による野球賭博問題が、そのヒビを作ったのだ。

筆者はここ数日、インドネシア高速鉄道計画の記事を複数のメディアで手がけていたが、こういう生活をしていると日本のトップニュースには疎くなってしまう。

だがこの事件の発覚は、遠い南国にいる筆者の胸にも深く突き刺さった。今時、このような不祥事が発生するのか。

5年前の大相撲力士による野球賭博事件を受け、日本のスポーツ界は綱紀粛正を徹底させたはずである。あの時は現役の関取、しかも大関が相撲協会から追放された。

これは角界のみならず、見に覚えのあるプロアスリート全員を震え上がらせた。

どうやら、その時の恐怖を忘れてしまっていたらしい。

■ ギャンブルは最高の娯楽

もっとも、野球選手とギャンブルの関係は昔からよく囁かれていることだ。

たとえば高校か大学を卒業すると同時に、あるいは社会人チームで活躍した後にドラフト枠で入団した選手は、当然ながらそこで契約金と年俸を手にする。

それは大抵の場合、本人にとっては今まで目にしたことのない数字である。これだけで金銭感覚を狂わせるには充分なのだが、さらにプロ野球選手というのは行動範囲があまり広くはない。

オープン戦とペナントレースのスケジュールに縛られ、居住している宿舎にも門限がある。やや語弊のある言い方を敢えてするが、“普通”にしている分には、プロ野球選手は娯楽に恵まれないのだ。

そういう視点から考えると、ギャンブルは短時間で最高の興奮を得られる素晴らしい娯楽である。

しかもプロ野球選手は金も持っている。いや、本当は来年の税金や将来設計を考えると大した可処分所得は持ち合わせていないのだが、先述の通り巨額の契約金のせいで、金銭感覚が正常でなくなってしまった者もいる。もっとも、プロ野球選手の契約金は“退職金”とも言われる大切なお金なのだが。

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