宮根誠司も感激…世界一貧しい大統領に称賛の嵐 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 ムヒカ前大統領は、7歳のときに父を亡くし、花の栽培で生計を立てた。この花の栽培のきっかけをくれたのが、近所に住む日本人家族だったそうだ。

 このように幼少期から日本とかかわりのあるムヒカ前大統領に今の日本についてどう考えているか聞いたところ、「日本人は魂を失った」との興味深いコメントが寄せられた。少し長くなるが、大統領の言葉を引用してみよう。

「産業社会に振り回されていると思うよ。すごい進歩を遂げた国だとは思う。だけど本当に日本人が幸せなのかは疑問なんだ。西洋の悪いところをマネして日本の性質を忘れてしまったんだと思う。日本文化の根源をね」
「幸せとは物を買うことと勘違いしているからだよ。幸せは人間のように命あるものからしかもらえないんだ。物は幸せにしてくれない。幸せにしてくれるのは生き物なんだ」
「なぜ自由か…? あまり消費しないことで大量に購入した物の支払いに追われ必死に仕事をする必要がないからさ。根本的な問題は君が何かを買うときお金で買っているわけではないということさ。そのお金を得るために使った時間で買っているんだよ。請求書やクレジットカードローンなどを支払うために働く必要があるのならそれは自由ではないんだ」

「遊んで、遊んで……」日本の子供に贈った感涙のメッセージ

 自身が金に溺れず、権力に溺れず、大統領職を全うした後も清貧な生活を送っているというムヒカ前大統領。そんな彼が、最後に日本の子どもたちへメッセージを届けた。

「日本にいる子どもたちよ。君たちは今人生で最も幸せな時間にいる。経済的に価値のある人材となるための勉強ばかりして早く大人になろうと急がないで。遊んで、遊んで、子どもでいる幸せを味わっておくれ」

 ネット上では、

「こうゆう方が日本の首相になって欲しいですね」
「こんな政治家が日本に出てくるのはいつですか?」
「ムヒカ大統領の特集見て思ったんですが、これからの日本の方向性は変えていく必要があるんじゃないかな?」

 など、日本の政治について考える声があがっていた。この声に安倍総理をはじめ、日本の政治家はどのように応えるのだろうか。

(取材・文/秋山祥子)

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