心理学的に分析! 成功するデートスポットの条件は「狭い&暗いところ」 (2/2ページ)
私個人としては、カップル成立率が高い→良い思い出が残っているからまた行く、という流れもあるのではないかと思います。
というのも、人は誰でも“なわばり”を持っているからです。心理学では「パーソナル・スペース」という言葉がよく使われています。親密な人なら近くにいてもまったく気にならないのに、空いているカフェで赤の他人が隣に座ったらちょっとイヤ。
接する人によって、その距離はさまざまです。
アメリカの人類学者、エドワード・ホールは、恋人などごく親しい人にだけ許される距離「密接距離」を45センチ以内としました。同僚など、社会的交友関係にある人の場合が「社会距離」で、120~350cmであることと比べると、かなりの近さであることがわかります。
この密接距離を侵されて嫌悪感を覚えないと、どうなるのでしょうか。「これだけ近づいてもイヤじゃない=好きかも!」という錯覚を呼び起こす、とされています。いやもちろんデートに応じている時点で嫌いじゃないはずなのですが、まだ相手の好意がつかめない場合は密接距離に持ち込んでみても良いかもしれません。
ありとあらゆる狭い場所を考えてみようではありませんか!
ただ、「暗くて狭い」だとあまり良いイメージのところばかりではないような気もします。間違っても雑居ビルの裏口とか、倉庫の死角などに連れ込んだりしないように……って、それはそれでまたドキドキしそうですね!
思いっきり個人的な嗜好(しかも全然いらない情報)をさらしてしまったような気もいたしますが、ここで「吊り橋効果」を挙げておきましょう。これはカナダの心理学者、ダットンとアロンの実験によって証明されたもので、興奮したときや不安なときにドキドキ感を味わうと、たまたまその場にいた人のことを「好きだ!」と思ってしまうこと。
錯誤帰属という状態です。
たとえば吊り橋をはじめ、遊園地の絶叫系アトラクションやアクション映画、またスポーツのドキドキも同じ効果があるとされています。つまり、こういう場所に意中の相手を連れていけばもしかして……!? となるわけですが、実は錯誤帰属によって結ばれたカップルは別れやすいという説も。
興奮が冷めると、恋も冷めてしまうわけですね。なかなかラクでうまい話というのもありません。この手口で恋が始まったら、しっかりとアフターフォローをすることもお忘れなく!