【心理学】教室のどこの席に座るかでその人の思考タイプが分かる! (2/2ページ)
別の研究では、両端を除いた3つのゾーンに対し、講義をきちんと聞いていたかを評価したところ、
・前方 … (優)50% (可)38.9% (不可)11.1%
・中央 … (優)21.6% (可)64.9% (不可)8.1%
・後方 … (優)6.1% (可)42.4% (不可)51.5%
と、教壇近くは高い評価を得たのに対し、後方にすすむにつれて不可が増えることがわかった。なかには「空いている席がなかった」ひともいただろうが、学習意欲が高いひとほど、教師を「親しい存在」と受け止めているとも言い換えられる。
逆も真なりで、教師のタイプと、選んだ座席の平均距離(スコア)の関係は、
・50代・異性・見知らぬひと … 57.3
・20代・同性・見知らぬひと … 38.6
・20代・同性・知っているひと … 19.7
となり、学習意欲だけでなく、興味や近寄りがたいといった感情にも左右されることがわかる。つまり、勉強そっちのけで「好きな先生」だから前に座る、も多いにアリなのだ。
■就活の自信は、座席選びに表れる?
逆に、受講者を6つのタイプに分け、前側の席を選ぶかと、自分の学習意欲に対する満足度を調査した結果もある。抜粋すると、
・交友志向 … (座席)4位 (満足度)4位
・学歴志向 … (座席)3位 (満足度)3位
・資格志向 … (座席)1位 (満足度)1位
・ニート志向 … (座席)5位 (満足度)5位
と同じ結果となり、前側に座る=満足感が得られる、の構図となる。ここでのニート志向とは、おもに「社会に出る自信がないから学生を続けたい」ひとを指すので、座席の選び方は自信次第、とも表現できる。
就職活動を始めると、多くのひとが不安を感じるだろうが、この研究結果は「勉強がんばった!」は社会に出るための自信につながることも意味している。いまひとつ自信が持てないひとは、まずは前側に座ることから始めてみよう。
■まとめ
・授業で選ぶ座席は、教師との親密さと、学習意欲によって決まる
・前側に座るひとは、学習意欲も満足感も高い傾向あり
・自分の勉強に満足感が得られないと、社会に出る自信も弱くなる
(関口 寿/ガリレオワークス)