口座に貯めるより貯金効果アリ?! 20代でもできる【タイプ別】資産運用の方法とコツ (4/5ページ)
1.生命保険を活用した運用【変額保険】(“特別勘定商品"と呼ばれるもの)
→変額保険(特定勘定商品)は生命保険会社の商品のひとつで、運用実績によって死亡保険金(最低保証あり)と貯まっていく金額(解約返戻金)が変わってくる商品です。
もちろん運用である以上リスクは伴いますが、死亡保険金額が最低保障されていたり、保険料が比較的安いなど、使い方によっては有効に活用できる保険商品です。また、運用タイプを100%の内訳で組み合わせることができる商品なので、その時々の情勢に合わせて構成割合を自由に変えることができるので、自分に合った選び方ができます。
2.不動産投資(区分)(一棟)
→数千万円から数億円もする不動産を、借金をしてまで運用目的で購入する、というのはあまりにもハードルが高いと思われるかもしれません。「多額の借金を抱える」ということで精神的に圧迫されるかもしれませんが、実は不動産投資はリスクをしっかりと抑えることが可能なのです。
不動産投資ローンを組む際は、借り入れる人(あなた)と不動産そのものの価値を金融機関に審査されます。お金を返す能力が無い人や、不動産に価値が見出せなければ、金融機関は絶対にお金を貸してくれません。不動産投資ローンは「良い借金」と捉えることができれば、踏み出す心のハードルは下がるはずです。
3.個別株式(国内・海外)
→国内外の企業が発行する株式の売買で利益を得る方法です。積極的なリターンを狙えますが、株価の値動きが激しい企業も多いためリスクはある程度伴いますが株価の値動きを示すチャートの読み方や企業分析力を身に付けると安定的に利益を獲得することも可能です。
また、海外に目を向けるとグーグルやアップルなど世界的に有名な企業が多く、安定したリターンを期待できるほか、ASEAN諸国など新興国の市場は大きな成長が期待できる銘柄が多いのが特徴です。ただし国内外問わず、業界分析やマーケット分析、かつある程度の経済情勢に関する勉強が必要なので、いきなり始めるものではありません。