映画『007 スペクター』出演のデイヴ・バウティスタにインタビュー (3/8ページ)
もちろん、彼は時にすごく正確さを要求してくるけど、とても穏やかなやり方でそうするんだ。人をとても落ち着かせてくれる人だよ。
――ドラックスとミスター・ヒンクスの一番の違いはどういったところでしょうか?
デイヴ:まず、僕はドラックスのことをスーパーヒーローだとはあまり思っていない。もちろん、彼は並外れた能力を持っていて、間違いなくどんな人間よりも強い。2つの巨大なナイフを持っているのもあって、恐ろしく見えるよね。
一方のヒンクスはもっとパワータイプで、常にレーシングカーのようなキャラクターだ。賢くて、素早く、狡猾で、止められない。論理的にどんな手も尽くす男だ。ドラックスは頭ではなくて心で戦っているのに対して、ヒンクスはあまり心で戦っていない。そこが一番違うところだろうね。
――演じるキャラクターの見た目や性格に応じてトレーニングのやり方を変えることはあるのでしょうか?
デイヴ:いや、それはしていないね。正直に言うと、僕は長いこと自分が演技に対して本気だと周りに証明しようとしていたから、レスラーの頃に行っていたバイクやボクシングのトレーニングをやめていたんだ。
僕の見た目は体毛を剃った馬鹿なゴリラみたいだから(笑)、そのイメージと戦う必要があった。演技に対して真剣なんだと知ってもらいたかったんだ。最近では、もうその点は十分証明できたんじゃないかと思っている。僕は俳優として雇われたんだと証明できた。シャツを脱ぐ必要がない役をやることでね(笑)。もう胸筋をみせびらかして歩く、無敵の男を演じる必要はなくなった。
だから、今は好きだったトレーニングを再開して、より強い負荷をかけたトレーニングもやっている。僕はどうやっても僕だし、これからも僕自身であり続けるからね。それがウェイトトレーニングを再開した理由だよ。