映画『007 スペクター』出演のデイヴ・バウティスタにインタビュー (6/8ページ)
彼は人の感覚を麻痺させてしまう。一緒に撮影した重要なシーンがあったんだけど、彼は何一つ特別なことはしていなくて、ただ彼のセリフを話しているだけなのに、話し方、動き、そして何かで人を魅了させるんだ。
人間としては、とても面白い人だよ。普段はとても真面目くさった顔をしているから、彼がふざけているとき僕にはそれが真剣なのかふざけているのか、見分けがつかなかった(笑)。ユーモラスで、とても温かく、気持ちの良い人だよ。
――ヒンクスを含む、本作のボンド以外の各キャラクターの印象はいかがでしょうか?
デイヴ:全体的な話をすると、サムは前作の『スカイフォール』に特別な要素を付け加えた。ある種懐かしい雰囲気を、新しい、モダンな方法で取り入れたんだ。
過去の007作品には、個性の強いキャラクターたちがいた。それは次第に少なくなっていったけど、ダニエルやサム・メンデスによって復活したんだ。きっと、『007 スペクター』を見れば、それがより強く感じられると思う。今回クリストフやレア、僕が演じている役柄はボンド映画らしい、記憶に残る象徴的なキャラクターになっているよ。
――予告編に登場する、ボンドが運転するアストンマーティンDB10とヒンクスが運転するジャガーのカーチェイスは、ローマの市街地を封鎖して撮影したそうですが、その際に印象に残ったエピソードがあれば教えて下さい。
デイヴ:クレイジーな経験だったよ。小さな通りじゃなくて、最も大きな繁華街の一つを封鎖してしまったんだからね。もちろん快く思っていない人もいたけど、同時にたくさんの人たちが興奮して喜んでくれた。ローマの人々には感謝している。
彼らは本編には写っていないけど、窓に張り付いたり、屋根に登ったりして撮影の様子を見ていて、確実にそこにいたんだ。僕たちのためにローマの市街地を封鎖してくれたなんて、本当に信じられないね。