映画『007 スペクター』出演のデイヴ・バウティスタにインタビュー (5/8ページ)
そして、サム・メンデスのような監督と仕事をすると、完璧なテイクが撮れるまでやらなければならない。たくさんのテイクを撮れば、彼はよりたくさんのテイクの中から選ぶことができるからね。映画はレスリングよりも正確で、より閉ざされているんだ。
――ダニエル・クレイグとの撮影が多かったと思いますが、何か印象的なエピソードはあるでしょうか?
デイヴ:殴り合ったこと以外にかい?(笑)
ダニエルはたくましい男だ。そして、やること全てに対して真剣な男だよ。後、これは前から聞いていた通り、サム・メンデスはスタントマンを使うのが好きではない。だから、僕たちはフィジカルなアクションをやる必要があった。
ダニエルも怪我をしたし、僕も怪我をしたし、皆怪我をした。セットも壊れたしね(笑)。色々なことがあったよ。素晴らしいことを成し遂げるためには、持っている全てを出し切らなければならない。ダニエルは素晴らしいよ。そして、僕らはとことんぶん殴り合った。
素晴らしかったのは、僕たちの間に絆ができたことだ。スタントのためのトレーニングも一緒に取り組んだし、戦闘のシーンの練習でも長い時間を一緒に過ごしたからね。
スタント・チームと共にトレーニングをして、チームとして鍛え、お互いを知っていったんだ。共に鍛え、汗を流し、努力をした。同じ努力をすることで、お互いを信頼し、まとまっていった。
ダニエルも、僕がただお金をもらうためにそこにいたわけじゃないことは分かってくれていたはずさ。僕はベストを尽くしたかった。僕はチームプレイヤーで、ただ良い仕事がしたかった。それが同僚たちと信頼を育む方法だと思っているからね。
――クリストフ・ヴァルツの印象はいかがでしたか?
デイヴ:彼を一言で表現するなら、「魅惑的」だ。