【素朴な疑問】大晦日に「年越しそば」を食べるのってどうして? (1/2ページ)

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今年も残すところ1ヶ月あまりとなりました。大晦日は友達の家で年越しパーティ!なんて楽しみにしているひとも多いでしょう。

大晦日(おおみそか)に「年越しそば」を食べるのはナゼでしょうか? 大晦日という概念は奈良~平安時代に始まったといわれ、歳神(としがみ)を迎えるために全員徹夜…互いに起こし合うために街ぐるみで「ピンポンダッシュ大会」をおこなう地域もあり、「誰も眠ってはいけない」日だったのです。江戸時代の大晦日は「つけ」の精算日なので、お店や商人は「取り立て」で夜遅くまで大忙し。縁起物であり手軽に食べられる「そば」が夜食の定番となったのです。

■寝てはいけない大晦日

除夜の鐘や初詣など、お正月の行事が定着したのは奈良から平安時代といわれ、「大晦日」の概念もそのころに始まったと考えられています。晦日(みそか)は三十を意味し、1年の最後なので「大」がつけられ現在は「おおみそか」と呼ばれていますが、当時は大晦(おおつごもり)と呼ばれていました。この日は、1年に受けた「穢れ(けがれ)」を払う日で、神社や宮中で大祓(おおはらえ)と呼ばれる儀式をおこない、翌年に悪いことを持ち越さないようにと願っていたのです。

この行事は庶民にも浸透し、家庭では歳神(としがみ)を迎えるのが一般的でした。農作物の豊作をもたらし、時を司る神と考えられ、「起きて」迎えるのが正しい作法、眠っているとシワや白髪が増えると信じられていたので、「徹夜」で新年を迎えるようになったのです。現代ではちびっ子でも夜ふかしOKな日となっていますが、本来の姿はまったくの逆で「誰も眠ってはならぬ」夜だったのです。

そのため、門を叩いて互いに起こし合う地域もあり、いま風にいえば街ぐるみで「ピンポンダッシュ大会」が繰り広げられるなど、落ち着いて新年を迎えるどころではありませんでした。「お年玉」の語源も歳神からで、「玉」にしたお餅を供えたのが始まりですから、歳神は当時の人たちにとって重要な存在だったことがうかがえます。

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