【未来探訪#004】教えて、新保先生!日本「ロボット立国」への道 (1/5ページ)

FUTURUS

【未来探訪#004】教えて、新保先生!日本「ロボット立国」への道

※ 前回の未来探訪はこちら
【未来探訪#003】教えて、新保先生!ターミネーターの脅威と「ロボット法」
http://nge.jp/2015/12/15/post-125141

source:http://www.shutterstock.com/

前編では『ロボット法学会』の設立準備研究会における取り組みと意義、そしてロボットの脅威について取り上げた。

後編となる今回は、技術者と環境、そして日本が“ロボット立国”し、世界でイニシアチブをとっていくためにはどうすべきなのか、引き続き慶應義塾大学 総合政策学部の新保 史生教授と同大SFC研究所上席所員 赤坂 亮太氏に見解を伺った。

■ 「ロボット法」の取り組みは技術者に受け入れられているのか?

-ロボットに関する法制度の整備や法的課題を研究する『ロボット法』に関する取り組みですが、技術者には受け入れられているのでしょうか?

赤坂先生、

<イノベーションは、規制が何もないところで起こるものもあれば、規制が既に存在する領域で起こるものもあります。

従って「イノベーションの足かせになるのでは?」といった議論はあてはまらないと考えています。実際に、『ロボット法学会』設立準備研究会における取り組みは、既に研究者の一部からは、新たな技術を社会に広めていくために必要なことと歓迎されています。

法制度などの必要な社会インフラが整っていないがためにリリースできていない新たな技術も、この世には沢山存在しています。

例えば警備をロボが行えば、正確かつより完璧に警備が出来ることでしょう。しかし。警備業法が人による警備の執行のみを前提とした法律であるが故に、自律型のロボットが自動的に警備するまでには、実際にはそういった新技術が投入できていない現実もあります。>

新保先生、

<法律は規則であって自然界の法則ではありません。法則を変えることは困難を極めますが、人が決める法律はそうではありません。ロボット法の分野はこれからの分野であり、今は“決めるために何を決めるべきか”を議論している段階にあります。

「【未来探訪#004】教えて、新保先生!日本「ロボット立国」への道」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る