漫画賞も受賞! 京都精華大のマンガ学部でプロを目指す嶌村紗帆さんにいろいろ話を聞いてみた! (2/4ページ)

学生の窓口

――絵の勉強などはされましたか?

嶌村さん  (京都精華大学を)受験すると決めていたので小学校高学年の辺りから前述の絵画教室にてデッサンの基礎を学びました。高校のときは文芸部に入って小説を書いていました。

――なるほど。プロの漫画家になるには「とにかく量を描くこと」だといわれますが、大学に入ってからどのくらいのページ数を描かれましたか?

嶌村さん そうですね、200ページを超えるぐらい描いていると思います。ネームの量だけだともっと描いています。大学2年生のときに『ジャンプSQ.』(ジャンプスクエア)誌の「クラウン新人漫画賞」に投稿して「審査員特別賞」を頂いたのですが、その後同誌の編集さんにネームを添削してもらってたぶん400ページぐらいはネームを描いていると思います。


↑嶌村さんの描いたネームの山。漫画家になるにはたくさんのネームを描かないとなりません。

――それはすごいですね。『ジャンプSQ.』ということは少年誌・青年誌に漫画を描きたいのでしょうか?

嶌村さん いえ、こだわりはありませんが、そのときはすでに担当になっていただいていたご縁がありましたので。

――受賞した作品はどのような内容でしたか?

嶌村さん 『恋文教室』(ペンネーム:手名町紗帆/読み:てなまちさほ)というタイトルで、主人公の女の子がラブレターを書いて靴箱に入れるのですが、誤って文芸部の男の子の靴箱に入れてしまい、その男の子が手紙の書き方を添削してきて……というお話です。

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