女子高校生、ギャル、少女…3名の写真家が「女の子」を撮る視点は何が違う? (2/5ページ)

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存在や言葉も曖昧なまま、街に浮遊するかのような彼女たちに興味を抱き、今年の初めより撮影した作品を並べました。



少女写真家”を掲げる飯田えりかさんは、アイドルのいずこねこ(現ミズタマリ)を追う一連の作品群をはじめ、講談社主催のアイドルオーディション「ミスiD2016」オフショットカメラマン、女優の武田玲奈を表紙に迎えた写真集『0410』が話題となったショートカット推進委員会の公認カメラマンとしても活動しています。

女子高校生、ギャル、少女……スタイルもスタンスも異なる女の子を前に、彼らのファインダーには何が写り、そして何を写してきたのでしょうか。

「被写体への負い目がなければ、人物を撮る必要があるのか?」

青山裕企さんは、3名の共通点を「撮りたい対象に負い目があること」と指摘します。青山裕企さん自身は著書でも触れているように、人見知りで思春期に話すことさえままならなかった女子高生たちへの負い目がありました。

同様に時永大吾さんはギャルへの、飯田えりかさんは少女への負い目があり、ギャル/少女という客観的・表面的なイメージではなく、あくまで「自分の心に居る、リアルでは捉えきれなかったギャル/少女」を撮ろうとしているのが「写真家としての視点」なのではないかと言います。

さらに青山裕企さんは「対象に負い目があるかどうかは、人物を撮る基本ではないかとも思っています。記憶を撮っているのか、記録を撮っているのかの違いでもあります」と言及。負い目がある対象への撮影は記憶をベースにしたものであり、その体験の個人差によって撮られる写真も変化するのでしょう。



ギャルを撮り続けた時永大吾さんは制作の原点について、中学生時代にいつも集団でいるギャルたちに「興味はあるけれど近づきがたい感じ」を抱いていたと振り返ります。

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