「NewsPicks」100万ユーザー突破、経済メディア世界一は実現可能か?梅田代表と佐々木編集長が語る想い (3/10ページ)
強力なエンジンから伝わるパワーを基に、この両輪がシンクロしながら回転して初めて、日経もブルームバーグもロイターも成しえていない、経済ニュースを中心とした新しい世界を生み出すことができるに違いない。
「でも、どうやって人々を経済ニュースに巻き込めばいいのか?」
梅田氏は、投資銀行時代に一つの小さな希望を見つけていた。
その希望とは、ニュースのもつ潜在能力を覚醒させることだった。
■ 新たなる希望/A NEW HOPE

投資銀行時代の自らの経験から、梅田氏はこんなことを考えていた。
<同じニュースへの出会い方でも、自分の尊敬する上司や信頼のおける同僚のふとした意見や解説があるだけで、新しい気付きがあったり、まったく違った印象になることがある。
ニュースと、ニュースを読んだ人の反応がセットになったら理解も深まるし、自分にとって何が重要な情報なのかがわかるのではないか?
そんな風にニュースを軸にコメントが集合して高い価値を生みだすコンテンツの新しい形があるのではないか?>
2013年9月、経済ニュースを中心にしたプラットフォームでありソーシャルネットワークでもあるニュースアプリ『NewsPicks』は、こうして誕生することになった。
目指すのは、自分の周りで起こっていたニュースへの反応を、ネット上で再現すること。ユーザーの“発見の欲求”と“理解の欲求”を同時に満たすことのできる新しいメディア。
そこに本当にニーズがあるかどうかは全くの不透明で、何もかもが手探り状態だったと梅田氏は後に語っている。UZABASEの出資者など利害関係者からの反対意見や、業界内から「無謀だ」という声も多かったらしい。
それもそのはず。