「NewsPicks」100万ユーザー突破、経済メディア世界一は実現可能か?梅田代表と佐々木編集長が語る想い (7/10ページ)
「こんな面倒くさいサービスは、はたしてスピードと直感性が最優先とされるスマホ時代に生き残ることはできるのだろうか?」
■ 専門性の帰還/RETURN OF THE EXPERTISE
2015年3月、『NewsPicks』は有償で活動するプロピッカーをコミュニティへ投入した。
元mixiの朝倉祐介氏や教育経済学の中室牧子氏、経済評論家の山崎元氏、永濱利廣氏など、各分野の専門家16人からなるプロピッカーは、注目すべきニュースを正しく選び、的確で専門性と付加価値の高いコメントを打ち、コメント欄での良い緊張感を保持させるという役割を担う。
ニュースのもつ潜在能力を覚醒させ、コミュニティを正しき道へと導く存在だ。
投入と同時期に、コメントの表示アルゴリズムも変更され、プロピッカーに代表される“信頼のおける人物”の良質なコメントが“人気コメント”として上位に表示されるようになった。そのニュースにとって、価値が高い補足情報がダイレクトに紐付けられたことにより、ニュースへの理解も一層深まるように改善された。
これまで、ユーザーの増加に連れて埋没しかけていた“専門性”という本来の強みを、注目度を高めることで改めて発揮させ、世に問おうという試みだ。
4月にはユーザベースから分社化され、株式会社ニューズピックスが誕生。梅田氏が代表に就き、佐々木編集長が取締役となった。リクルートホールディングス傘下のファンドを通じて資本業務提携も結ばれる。

6月には、早くも第2期プロピッカーが発表される。
ネスレ日本CEOの高岡浩三氏やサンリオ常務取締役の鳩山玲人氏、トップアナリストの野崎浩成氏、現職の自民党衆議院議員小林文明氏など、またもやビッグネームが揃い、コメント欄は活況を呈する。