西高東低、関西と違う敷金礼金……引っ越すなら知っておきたい都内の不動産の常識 (2/2ページ)
関西では「敷金を多く取る」また「敷引」というルールがある場合もありますが、東京都内では「敷金・礼金」について、普通は最大でも「敷金:2カ月分/礼金:1カ月分」、また「敷金:1カ月分/礼金:1カ月分」もあり、最近では「礼金:0」という物件も多くなっています。
●ゼロゼロ物件についての注意点
東京都内の賃貸物件では、「敷金:0/礼金:0」という、いわゆる「ゼロゼロ物件」もかなり多くなっています。ここで気を付けないといけないのは、敷金・礼金がゼロでも、入居の際に、例えば「鍵の交換費」「清掃代」といった名目でお金が掛かることがあるという点です。ゼロゼロ物件を選ぶ際には、契約書に記載されている経費の項目をよく見て、自分の予算から足が出ないように注意しましょう。
●割安物件については「不便」を覚悟すること
東京都内でも割安な物件は多数あります。例えば、平成の初期に多く建てられた「3点ユニットバス」(バス・トイレ・洗面台をまとめたもの)を特徴とする物件などは、人気があまりなく割安になっています。不動産というのは「需要と供給のバランス」で価格が決まりますので、割安な物件には何か不便があるもの。もし割安物件を借りる場合には、それなりの不便があることを覚悟しておくことが必要でしょう。
●木造物件については「生活音」に注意!
東京都内にも古い木造物件があります。これらの賃貸物件では、今の若い皆さんが想像する以上に隣室の「生活音」が聞こえてきます。隣室の音が聞こえるということは、こちらの音も隣に聞こえているということです。実際、せっかく入居したものの、隣近所の生活音に耐え切れずにすぐに引っ越すという人もいらっしゃいます。ですから、木造の賃貸物件を選ぶ際にはこの点に十分留意しておきましょう。
●実際に物件を見て決める!
ネットで賃貸物件の情報を簡単に見られるようになっていますが、その情報だけで物件を借りるのはやめましょう。実際に見てみないと分からないことがあります。例えば、「コンセントの数」「部屋からの景観」「周囲の環境」「中古物件の場合には臭い」など、重要な要素は内見に足を運んでみないと分かりません。入試の結果発表から入学までの短い間に新居を決めないとなりませんが、それでも「実際に見て決める」ようにしてください。
書き入れ時で忙しい営業マンに伺いましたが、いかがだったでしょうか。自分の納得できる賃貸物件を見つけて、気持ち良く新生活をスタートできるといいですね!
(高橋モータース@dcp)