意外にも実話に基づく/実話を参考にしている映画10選 (3/9ページ)

Kotaku

本作は「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」戦のテレビ放送を観戦していた、俳優として鳴かず飛ばずの極貧生活を送っていたシルベスター・スタローンが、3日間で書き上げた脚本をもとに作られています。

アリは当時世界最強と言われていた一方で、対戦相手のウェプナーはトレーニングの傍、警備員として働かないと生活を維持できませんでした。

圧倒的な力の差がある2人の戦いでしたが、ウェプナーは9ラウンドでアリからダウンを奪います。試合には負けてしまったものの、これを見ていたスタローンはとても感銘を受け、一気に脚本を書いたのです。

『ロッキー』のアポロ・クリード役はこの時のモハメド・アリ、そしてロッキーはチャック・ウェプナーがモデルとなっています。

ちなみに、「自分の人生を盗んで脚本を書いた」と2003年にウェプナーはスタローンを相手に訴訟を起こしますが、2006年には取り下げています。

なお、実話がベースになっているのはこれだけではなく、ロッキーの肉パンチやフィラデルフィア美術館の階段トレーニングは、どちらもモハメド・アリの素晴らしき対戦相手であるジョー・フレージャー(『ロッキー』にカメオ出演しています)が実際に行っていたものだそうです。

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