医師救出作戦で英雄的活躍をした米海軍特殊部隊「ST6」隊員が名誉勲章 (MoH) を受章 (2/4ページ)
ジョセフ氏らが幽閉されていたのは、パキスタンから程近いアフガニスタン・ラグマーン州の山岳地帯。その後、モーニング・スターの緊急対応チームによる交渉の末、12 月 8 日に 2 名のアフガニスタン人は解放されたが、ジョセフ氏の解放は無かった。
国際治安支援部隊 (ISAF: International Security Assistance Force) は、集められた情報からジョセフ氏は差し迫った生命の危険にあると考えていた。当時 ISAF で司令官を務めていたジョン・アレン (John R. Allen) 米海兵隊大将は、襲撃作戦の実行を承認。米軍 Tier 1 の最精鋭チーム (ST6: Seal Team 6, a.k.a. "DevGru") が差し向けられた。

Kidnapped by the Taliban: A Story of Terror, Hope, and Rescue by SEAL Team Six
襲撃作戦が実行された当時の様子については、後にジョセフ氏が綴った回顧録「Kidnapped by the Taliban」で克明に記されている。それによると、ジョセフ氏は、幽閉されていた小屋の外で銃声を聞き付けるや、ほど無くして夜間暗視ゴーグルを装着した重武装に身を包む兵士が、「ディリップ・ジョセフ氏はここなのか?」と、聞き慣れた英語で叫ぶ声を確認している。