運命が引き寄せた出会い。命を救った猫に命を救われた飼い主の物語(アメリカ) (1/3ページ)
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アメリカ、テキサス州に住むグレン・シャルマン(56)さんは、脳がひとつではなく、三つに分かれた状態で生まれ、多小脳回または一方的裂脳症という、視床下部過誤腫として知られる珍しい脳の腫瘍を抱えている。その影響で日に1回は発作が起きるのだが、寝ている間にこの発作が起きると、そのまま死んでしまう可能性もあるとても危険なものである。
そんなシャルマンさんだが、数週間前ヒューマン・ソサエティ・オブ・ノース・テキサスが運営する里親セン
ターを訪れ、ひとつの命を救った。
とてもかわいそうに境遇にあったという猫のブレークは、この後シャルマンさんの命を救うこととなるのである。
ブレークが以前飼われていた家は地獄のようなところだった。その家では、何匹もペットを飼っていたため、持て余してしまい、きちんとした世話ができずに、動物たちは放置状態になっていたのだ。人間の愛情というものをまったく知らずに過ごしたブレークに、心から安らげる家を探しているところだったが、里親はなかなか見つからなかった。
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そこに訪れたのがシャルマンさんだ。「あの子はとても目立っていた」とシャルマンは語る。「ひとりで飛び跳ねて、やたら鳴きまくって、ここから出して、出してとボクに訴えていたんだ」シャルマンが近づいて抱き上げると、彼の額にキスして、ゴロゴロ喉を鳴らしたという。
まるで、運命に引き寄せられたかのように養子縁組が決まった。