防犯カメラ丸見えどころじゃない…怖すぎる”ウェブカメラ”の世界 (2/3ページ)
■日本でも被害…「カメラの前で服を脱げ」と脅迫
知らないうちに「遠隔操作ソフト」を仕込まれることで盗撮されるケースも多発。といっても違法ソフトを使うわけでなく、市販されているソフトを悪用してしまうのだ。
この手口による被害は日本でも発生している。
2014年5月、京都市の20代女性のパソコンを乗っ取って「カメラの前で服を脱げ」などと脅迫した容疑で東京都葛飾区に住む30代の男が逮捕された。
二人は交流サイト「Skypeちゃんねる」で知り合い、男が「セキュリティソフトを入れてあげる」とウソをついて、言われるままに女性は遠隔操作ソフトをインストール。パスワードも教えてしまった。
こうなればカメラだけでなく全ての権限が手に入ってしまう。男は女性のパソコンからメールの内容や画像など個人情報を入手。「(個人情報を)中国に送ったる」「俺はSkypeで何人も自殺に追い込んできた」「ヤクザの知り合いがいる」などと女性を脅し、ウェブカメラの前で裸にさせる行為などを複数回行っていた。
犯行に利用されたソフトは合法の市販品。個人利用であれば無料でインストールできるものだった。本来は遠隔地のPCサポートなどに利用されるのだが、悪用すればパソコンを乗っ取ってしまえるのである。